福寿会Blog
2022.06.04
ならやま園 いつまでも眺めていたい・・・。
早いもので6月に入りました。
6月1日は気象学上は夏に入ります。と言っても今年の5月は暑い日も多く、夏を早々に感じる方も多かったと思います。
先日、夕食を終えたころ、日没の時間になり、窓の外に目を向けると、大変綺麗な「夕焼け」が広がっていました。
雲が赤く染まる見事な夕焼けに、思わず声が出ました!
利用者様にお伝えすると、空を見て「あら~綺麗ね!」「ほんとに真っ赤ねぇ~」と大変喜ばれる声が聞かれました。
車椅子の方も、空が見えやすいベランダ側に移動し、見ていただくことにしました。
夕焼けを見つめながら、「見事な夕焼けねぇ~」「幸せな気持ちになりました」
「今日はいい日だわぁ~」「1日を丁寧に過ごした日はこんな夕焼けが見えるのかしらねぇ~」
と様々な言葉が聞かれました。
「こんな綺麗な夕焼けを見せてくれてありがとう!」と涙ぐまれる方もいたり、
「両手を合わせたくなるわねぇ」と目を閉じてお祈りをされている方もいたり、
15分程度の時間でしたが、美しい夕焼け空がとても幸せな時間を演出してくれました。
清少納言の枕草子に謳われるように、
【秋は夕暮れ】の言葉から、夕焼けの季節は一般的には秋だと思われがちだそうですが、
実は一番美しい夕焼けが見られる季節は梅雨から夏だそうです。
特に梅雨空の夕焼けは、空気中の水蒸気量が多いことが要因のようで、
梅雨の時期には鮮やかな色に染まりやすいと言われています。
また美しい見事な夕焼け空が見られますように・・・・。