福寿会Blog
2021.09.16
ヴィラ秋篠 涙のわけは・・・
朝食の配膳の為にあるご入居者の居室に入ると
涙をすすりながら「恥ずかしいところを見られたね。」と一言。
その涙のわけが気になって、お話を伺うと・・・
4歳のお孫さんからバースデーカードが届いたのだとか。
4歳の子が誕生日を覚えてくれているわけもなく
「きっとお母さんが気にかけてくれたんでしょうね。」
「その気持ちが嬉しい。」
と喜んでカードを見せて下さいました。
私たち職員も、お誕生日にはカードをお渡ししてせめてものお祝いをさせて頂いてはいます。
けれど、ご家族のつながり、一言には到底かなわないなぁと改めて実感します。
コロナ禍の今だからこそ、何気ない心づかいが余計に胸に響くのかもしれません。
このブログを見て頂いているご家族がおられましたら、
いつもは電話や面会で済ませている何気ない一言を
お手紙にしたためていただくのはどうでしょうか?
ご入居者とご家族がいろんな形でつながりを持てるよう
私達もあれこれ知恵を絞って行ければと思います。