福寿会Blog
2021.07.05
ならやま園 感染症発生防止に向けて
6月で無事に利用者様全員のワクチン接種も終了いたしました。
しかし新型コロナウィルス感染症の脅威は根強く、
介護施設としては、これからも利用者様そして職員の命も守る為、
感染症対策にしっかり取り組んでいかなくてはいけません。
令和3年3月9日、『奈良県新型コロナウィルス感染症対策強化事業』の一環として、
「社会福祉・介護施設クラスター発生防止業務」の実施について
サイトビジット(現地視察による意見交換)が行われました。
これを受け、更に感染症対応を強化すべく、ならやま園の感染症委員会と医務室が連携を取り、
『感染症が発生した際の対応、ゾーニング』についてシミュレーションを行い,
感染症発生時に適切な対応ができるよう準備を行いました。
三段ボックスに必要物品を揃え、感染症発生時にボックスごと運べるようにしています。
同時にパーティション、脚ふみ式ゴミ箱を用意しました。
物品を居室の入り口に設置し、
壁に貼った手順表を見ながら、手袋、マスク、ヘアキャップ、予防着等を装着、
赤いラインを引いた先はレッドゾーン(感染エリア)として介助に入ります。
脱衣に関しても、手順を守り、他の利用者様に感染リスクがないように徹底しています。
実際に発熱された方や感染症の疑いのある方についても、
上記のゾーニングを活用し感染症拡大予防に努めています。
感染症に対する職員の緊張感は常に維持した状態ですが、
利用者様には日々の生活を安心して穏やかに過ごしていただけるよう
職員皆で連携し力を合わせて頑張ってまいります!