Mommy'sブログ

 「先生、明日カブトムシ2匹持ってくるよ」

「そうなの。みんな喜ぶね。」「うん！」

園の「カブトムシはどうなってるかな」

と飼育ケースをのぞき込みます。

「あっ！！生まれてる。これ角！」と土の上に出ている角を掴んで持ち上げると

「ほら！」「ほんとだ！」「凄い！」「おっきい！」

立派なカブトムシが誕生していました。

友達もやってきて「凄い！」

「ここ持って「えっーこわいな」と恐る恐る手を出します。

「な、持てたやろ」

「こっちもいるよ」

「2匹だね」

「良かったね」

カブトムシの誕生にみんな感動いっぱいで、大喜びでした。

早速、ゼリーをあげました。

「木も入れる？」

「うんうん。」

「これでいいな」

次の日、さなぎからアゲハ蝶が生まれていました。

「あっ！チョウチョになってる」

「みんな～蝶々だよ～」

蝶々も何匹も生まれ、そのたびに感動する子どもたちでした。

生き物の小さな命を卵から観察し、幼虫になり、さなぎになり、成虫になる自然の摂理を毎日毎日、観察ケース

をのぞき込み、実感してきた子どもたち。見て・触れて・感じる体験は子どもたちの心を大きく揺さぶります。

いつまでも心の中に残る体験となることでしょう。

自然の営みや命の不思議さに目を見開く感性「センス・オブ・ワンダー」を大切に育んでいきたいです。